【WS デッキレシピ】『ウマ娘』ストブ宝(サトイモ&カレンチャン)デッキ解説
この記事では「ヴァイスシュヴァルツ(以下「WS」)」の、『ウマ娘』のストブ宝デッキについて解説します。
ストブ宝デッキは多くの結果を残しているので、どのストブ宝デッキを解説するか迷いました。私のデッキでもよかったのですが、結果を残しているデッキのほうが説得力があると思ったので、YouTubeのWS公式チャンネルに対戦動画が公開されているデッキを解説することにしました。
「ネオスタンダード in WGP2023 熊本会場 Bブロック」準優勝のデッキです。
タイトル | ウマ娘 |
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デッキ | ストブ宝(サトイモ&カレンチャン) |
構築ルール | 2023年度後期 |
デッキレシピ
カード名をクリックすると、カードの効果と、現在のシングル価格を確認できます。
カード名をタップすると、カードの効果と、現在のシングル価格を確認できます。
枚数 | カード名 |
---|---|
レベル0(21枚) | |
4 | その背中を越えて サトノダイヤモンド |
4 | 日下開山・花あかり サクラチヨノオー |
1 | シニカルガール ナイスネイチャ |
3 | 桃色のバックショット ナリタトップロード |
1 | エンプレスロード エアグルーヴ |
2 | 岩穿つ青 グラスワンダー |
2 | 千紫万紅にまぎれぬ一凛 グラスワンダー |
2 | マチタン☆アドベンチャー マチカネタンホイザ |
2 | Flare アストンマーチャン |
レベル1(9枚) | |
4 | ジンクスに挑むお嬢様 サトノダイヤモンド |
4 | ブリュニサージュ・ライン メジロブライト |
1 | 甘々な末っ子ガール マヤノトップガン |
レベル2(1枚) | |
1 | シューティンスタァ・ルヴュ フジキセキ |
レベル3(7枚) | |
4 | フィーユ・エクレール カレンチャン |
1 | うるさい監視役 ウオッカ |
1 | 努力は裏切らない! ダイワスカーレット |
1 | Step! Smile! Wink! トウカイテイオー |
イベント(4枚) | |
4 | 学園理事長 秋川やよい |
クライマックス(8枚) | |
4 | 風のはじまり |
4 | 紅葉の賀は賑わいて |
なんと、4色デッキです。『ウマ娘』のストブ宝デッキって、ガチで組もうとすると、どうしても4色になっちゃうんですよね…。CXコンボで2色、イベントで3色、光景で4色になります。当然ながら、構築もプレイも難しいです。
デッキコンセプト
レベル1のサトイモでハンドアドバンテージを稼ぎ、レベル2のイベントとレベル3のカレンチャンで詰めるデッキですね。
霞のパワーが3500まで上がるので、レベル1のサトイモを後列に下げられることも少なくありません。マーカーを持ったサトイモを後列に下げられれば爆アドです。
レベル2のイベントは手札を圧迫しないので、手札を増やしやすいレベル1のサトイモと相性が良いです。レベル3のカレンチャンは『ウマ娘』で最強の詰め性能を持っていると思います。
採用カード解説
『ウマ娘』のストブ宝(サトイモ&カレンチャン)デッキに採用されているカードについて、それぞれ解説します。
カードの画像をクリックすると、カードの効果と、現在のシングル価格を確認できます。
カードの画像をタップすると、カードの効果と、現在のシングル価格を確認できます。
【4枚】その背中を越えて サトノダイヤモンド
パワーが3500出る霞互換です。弱いわけがない。アタックした「集中」や、レベル1のサトイモを後列に下げて守ります。終盤は邪魔になりやすいですが、デッキコンセプトなので、4枚採用されるカードです。
【4枚】日下開山・花あかり サクラチヨノオー
「継承」を持つ「集中」であり、アンタッチャブルです。「継承」を持つ「集中」がこのカードしかないので、需要が集中しており、Rにしては高価なカードです。邪魔になることがないので、4枚採用されるカードです。
【1枚】シニカルガール ナイスネイチャ
このカードの強いところは、緑であるところと、「絆」のコストで自傷できるところと、控え室に「絆」先のマヤノがいれば、いくらでも自傷できるところです。レベル2から、自傷効果でレベル3に上がり、カレンチャンの詰めに入ることができます。レベル2のクロック5とかで、大量のストックを抱えて、もたもたやってると、光景からの強烈な詰めで、一気に押し切られたりしますからね。
【3枚】桃色のバックショット ナリタトップロード
常時2500、相手ターン中は4000まで上がる、制限つきの移動です。強いのは間違いないんですが、緑の色発生のために採用されていると思います。「継承」を持つユキノビジンを採用したデッキもあります。
【1枚】エンプレスロード エアグルーヴ
登場時とアタック時に、パワー+1500を振ることができます。自身に振ることもできるので、無駄になることはありません。緑なのも偉いです。が、採用枚数は1枚、多くても2枚にとどまるカードです。
【2枚】岩穿つ青 グラスワンダー
多生互換ですね。「継承」を増やしたい、レベル0でストックを使う手段が欲しい、レベル0で手札を捨てる手段が欲しい、レベル2以上のキャラを手札に確実に入れられる手段が欲しい、控え室からキャラを回収する手段が欲しい、自ターン中のパンプ手段が欲しい等に応えられる良カードです。毎回、活躍すると思います。
【2枚】千紫万紅にまぎれぬ一凛 グラスワンダー
オカ研互換です。たぶん『ウマ娘』のRRで一番高価なカード。「継承」を持っていないのが難点ですが、最初のアタックでCXがめくれないようにしたり、オカ研の効果でCXがクロックに刺さらないようにしたり、レベル2/クロック5からオカ研の効果でレベル3に上げて詰めに入れたりと、器用なことができるカードです。
【2枚】マチタン☆アドベンチャー マチカネタンホイザ
ドキテマ互換ですね。山札も削れるし、便利なカードです。ストブ宝のデッキで積極的に採用したいカードというわけではありませんが、赤を増やしたいなら、このカードかフカ次郎互換のキタサンになると思います。
【2枚】Flare アストンマーチャン
CX交換です。「継承」を持っていないのが本当に残念なカードです。でも、赤なのは偉い。
【4枚】ジンクスに挑むお嬢様 サトノダイヤモンド
デッキコンセプトです。トライアルデッキのカードとは思えない強さですね。マーカーがある「ジンクスに挑むお嬢様 サトノダイヤモンド」が、相手ターン中にやられなかったときのリターンはとても大きいです。このカードの強みは、マーカーがなくても5枚めくれることと、CXがなくてもパワーが8000出ることです。
【4枚】ブリュニサージュ・ライン メジロブライト
手札交換ができる「継承」です。CXやイベントを引き込めるのが偉い。邪魔にならないので、3~4枚採用されるカードです。
【1枚】甘々な末っ子ガール マヤノトップガン
レベル0のネイチャの「絆」先です。バニラです。控え室に1枚あればいいので、2枚以上採用されることは、ほとんどありません。ネイチャだけを採用して、マヤノは採用しないというデッキもあります。
【1枚】シューティンスタァ・ルヴュ フジキセキ
早出しメタの相打ちです。ストックに送れる強いやつです。もうひとつの効果も強いですが、サポートするカードがないと運要素が強すぎるかなと思います。レベル0のユキノビジンと相性が良いですが、このデッキでは採用されていません。
【4枚】フィーユ・エクレール カレンチャン
デッキコンセプトです。手札が減らず、CXコンボにストックを必要としないので多面連動しやすく、詰めの性能が高いカードです。回復を持たないのが難点ですが、それを補って余りある優良カードだと思います。
【1枚】うるさい監視役 ウオッカ
レベル3のダスカとセットのカードです。ウオッカは、「助太刀」禁止とヒールです。『ウマ娘』が発売してしばらくは、ストブ宝デッキにウオッカとダスカのセットが採用されることは稀だったんですよね。今は、1枚ずつ採用されているデッキを結構みますね。
【1枚】努力は裏切らない! ダイワスカーレット
レベル3のウオッカとセットのカードです。ダスカは、イベント禁止とバーンです。正直、緑であること以外に、ウオッカとダスカのセットが採用されている理由が、よくわかってないんですよね…。活躍しているところを見たことがないので…大事故を起こしたときのセカンドプランかなと思っています。
【1枚】Step! Smile! Wink! トウカイテイオー
光景ですね。このカードのせいで4色デッキになっています。でも、光景があるタイトルのガチデッキで、光景を採用しないのには勇気が要ります。見えるだけでも警戒させられますしね。
【4枚】学園理事長 秋川やよい
レベル1のサトイモのCXコンボで増えすぎた手札をケアできるカードです。カレンチャンのマーカーや、CXコンボのコストにするカードを回収するのに使います。もちろん、バーンに使っても強いです。採用するなら絶対4枚です。3枚以下にする理由がないです。
その他の採用候補
スーパーカーお姉さん マルゼンスキー
返ってくる可能性がある「継承」持ちです。安くて強い、優良カードですね。『ウマ娘』が発売してしばらくは、このカードを採用しているストブ宝デッキが多かったです。
目指せシチーガール! ユキノビジン
緑で唯一の「継承」持ちです。もうひとつの効果も、最初のアタックでCXがかまないようにしたり、「集中」の成功率を高めたりと、地味ながら活躍します。
クリノクロア・ライン メジロアルダン
前のキャラに、榛名アンコールを与えるカードです。榛名アンコールは、正確にはアンコールではないので、マーカーが、はがれません。後列が埋まるので、霞互換のサトイモとの相性はいまひとつですが、レベル1のサトイモとの相性は良いです。『ウマ娘』が発売してしばらくは、1枚採用しているストブ宝デッキが多かったです。
おわりに
ストブ宝デッキは、『ウマ娘』発売当初から結果を残していたデッキのひとつです。『ウマ娘』発売当初と比べると、採用カードにも変化があり、デッキの変遷を見るのが楽しかったですね。
マルゼンを採用しなくなったのが、大きな変更点かなあ。4枚採用しているデッキも多かったですからね。マルゼンは、今でも強いと思いますが、4色デッキだと、色のバランスを取るために採用しにくいカードが出ちゃうんですよね…。
最後に、この記事を書くのに参考にした動画を紹介して、この記事はおしまいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
参考
美しいプレイングなので、参考になると思います。