【初心者向け】ヴァイスシュヴァルツのプレイングのコツ

ヴァイスシュヴァルツ 初心者ガイド プレイングのコツ

この記事では、ヴァイスシュヴァルツ(以下「WS」)初心者向けに、プレイングのコツを解説します。

なかなか勝てない初心者プレイヤーは、ぜひ参考にしてください。

目次

はじめに

この記事では、初心者プレイヤーにもわかりやすいように、ある程度、断定的な表現を使っています。

ベテランプレイヤーからすれば、「それは状況次第だよね」とか「それはデッキによるよね」みたいなところが、たくさんあると思います。反対意見があるところも、あるかもしれません。

つまり、この記事で解説しているプレイングのコツが、かならず正しいわけではないということです。

また、すべてのデッキに共通するプレイングのコツだけを書くと、うっすーい記事になるので、オカ研互換や「集中」、手札が増えるレベル1のCXコンボ、早出し&回復のレベル3、ダメージを与えられるレベル3のCXコンボなど、比較的メジャーなカードを採用したデッキを想定しています。

ので、できるだけ具体的に解説しますね。

なお、この記事のカードの画像は、クリックすると拡大します。

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プレイングのコツ

ゲームの目的と手段

まず、WSは相手に28点のダメージを叩き込むことが目的のゲームであり、すべてのプレイングは、その目的のための手段でしかない、ということを意識しておきましょう。

手札や舞台のアドバンテージも、カードのバリュー(カードによって得られるリターン)も、山札の圧縮も、すべて手段のひとつです。目的を達成できるなら、捨ててもいいものです。

雑な言い方をすれば、「(ゲームの終盤になっても)アドバンテージやバリューを追ってばかりでは勝てないよ」ってことですね。

全体を通して意識すること

  • ストックに置かれたCXは、ストックを使う効果を使って、できるだけ控え室に落とし、できるだけ多くのCXをリフレッシュに含める
  • 次のターンのことを考えてプレイする
  • 基本的に、3コストアンコールはしない

WSは、圧縮率(キャンセル率)の高い山札をつくり続けるゲームです。そのためには、手札やストックのCXを控え室に落とし、できるだけ多くのCXをリフレッシュに含める必要があります。

CXの戻り枚数が、8枚なら満点、7枚ならOK、6枚なら少し不安、5枚以下はヤバいって感じです。戻り枚数が5枚以下のときは、「集中」や暁互換で、急いで山札を削り切り、次のリフレッシュにできるだけ多くのCXを含めましょう。まあ、これも目的(相手に28点のダメージを叩き込むこと)ではなく、目的のための手段のひとつです。

また、次のターンのことを考えてプレイしましょう。次のターンには、レベルが上がっているかもしれません。レベルが上がる可能性が高い場合、手札に加えるカードは、次のレベルのキャラのほうがいいかもしれません。

あと、3コストアンコールは、できるだけしないようにしましょう。3コストって、かなり重いです。まあ、ストックに埋まったCXを掘り返すときには役立ちますね。

マリガンのコツ

  • レベル0のキャラと、レベル1の対応CXを手札に残し、それ以外のカードを控え室に置く
  • CX入れ替え効果を持つキャラを採用しているなら、レベル1の対応ではないCXを手札に残してもいい
  • カムバックアイコンのCXを採用しているなら、最低1枚はキャラを控え室に置く
ゲヘナ学園風紀委員長
▲ カムバックアイコンのCX

基本的には、レベル0のキャラと、レベル1の対応CXを手札に残します。これは、WSが、キャラを手札に加える手段は豊富だけど、CXを手札に加える手段は少ないゲームだからです。

レベル0帯 | プレイングのコツ

  • レベル0帯の目的は、レベル1の準備をすること
  • オカ研互換やフィレス互換、「集中」等で、レベル1のCXコンボに必要なカードを集める
  • クロックフェイズは、かならず手札を置き、2枚ドローする
  • 先攻1ターン目は移動が強く、後攻1ターン目は霞互換が強い
  • アタックの回数は、1回目のアタックでCXがめくれても、次のターン、ストックのCXを控え室に落とせる程度の回数にする(1~2回でもOK)
“オカ研会長”朱音
▲ オカ研
明星ヒマリ
▲ 集中
全力の拳 響
▲ 移動
朝潮型駆逐艦10番艦 霞
▲ 霞

レベル0帯では、レベル1のCXコンボに必要なカードを集めることを考えます。3面連動を狙いましょう。

レベル1帯 | プレイングのコツ

  • レベル1帯の目的は、CXコンボでアドバンテージを稼ぎ、レベル2の準備をすること
  • クロックフェイズは、かならず手札を置き、2枚ドローする
  • レベル1以降、アタックの回数は、かならず3回
  • CXコンボで、早出し&回復のレベル3や、早出しメタを手札に加える
  • レベル3で3面連動を狙うデッキなら、レベル3で使うキャラを1枚くらい手札に加えてもいい
  • クロック6枚でリフレッシュを狙う
砂狼シロコ
▲ CXコンボ持ち
空崎ヒナ(水着)
▲ 早出し&回復
帰ってきた笑顔 美夏
▲ 早出しメタ助太刀
シューティンスタァ・ルヴュ フジキセキ
▲ 早出しメタ相打ち

レベル1以降は、基本的に3回アタックするものだと思ってください。2回以下だと、ストックが不足したり、ダメージレースで負けたりしやすいからです。アタックできるキャラがいなくて、3回アタックできない場合は、レベル0帯でのプレイング(かデッキの構成)が悪いです。レベル0帯でアタックしすぎ、とか。

レベル1帯では、CXコンボの3面連動で、アドバンテージを一気に稼ぎます。手札に加えるカードは、早出し&回復のレベル3や、早出しメタ等です。

また、「集中」などの山札を削る効果を活用して、クロック6枚でリフレッシュを狙いましょう。リフレッシュ後の山札のCX以外のカードが少なくなるので、圧縮率(キャンセル率)が高くなります。

レベル2帯 | プレイングのコツ

  • どうやって勝つかを考えて逆算する
  • レベル1のCXコンボ等を使って、レベル3のCXコンボに必要なカードを集め、必要なコストを確保する
  • ダメージレースで大きく負けないように、クロックフェイズに手札を置かない(2枚ドローしない)ことも視野に入れる
  • レベル3の回復を持つキャラを早出しする
  • 光景互換のあるタイトルなら、相手の光景互換に気をつける
いつもの光景
▲ 光景

このあたりから、レベル3で3面連動はできそうか等、どうやって勝つかを考えて逆算します。

レベル2帯のプレイングのコツは、レベル3の準備をすることと、ダメージレースで大きく負けないようにすることです。極端な話、レベル3の準備がしっかりできていて、ダメージに大きな差がなければ、レベル2帯は、どんなにボロボロでも構いません。

回復を持つレベル3を早出しできると、回復とソウル2のアタックで、ダメージレースで有利になりやすいです。ただ、早出しメタには注意が必要ですし、ストックが厳しければ、無理をして早出しする必要はありません。それよりも、レベル3の準備のほうが大事です。

レベル3帯 | プレイングのコツ

  • レベル3帯の目的は、こちらの勝ち筋を押しつけて、相手をレベル4にすること
  • 相手や自分の山札の圧縮率(キャンセル率)が高いときは、CXコンボを使わずに、耐久することも視野に入れる。プリシラ拳のような、防御札があると心強い。
  • このターンで勝てる or 負ける可能性が高いとき以外は、クロックフェイズに手札を置かない(2枚ドローしない)
  • 相手をレベル4にできるなら、盤面はどんなにボロボロでも構わない
  • レベル1(やレベル2)のキャラを舞台に残すと、サイドアタックで打点を調整されたり、カウンターを防がれたりするので注意する
小鳥遊ホシノ(水着)
▲ 詰めのCXコンボ持ち
女王の風格 プリシラ
▲ プリシラ拳

レベル3では、CXコンボの3面連動など、こちらの勝ち筋を相手に押しつけて、勝利をもぎ取ります。

カードが集まっていない、コストが足りない等の理由でやりたいことができなかった場合、レベル2のときのプレイング(かデッキの構成)に原因があります。もちろん、レベル2のときに、やりたいことができなかった場合は、レベル1のプレイングに原因があります。

詰めに入るときは、相手の山札の圧縮率(キャンセル率)が大事です。相手の控え室のCXの枚数を聞いて、相手の山札に残っているCXの枚数を計算(予想)しましょう。倒し切れそうになく、耐久できる見込みがあるのであれば、1ターン耐久するのも手です。自分の山札の圧縮率(キャンセル率)が高いとか、防御札を握っている、とかですね。

相手をレベル4にできるのであれば、盤面はどれだけボロボロでも構いません。WSは、盤面を制圧するゲームではありません。何度も言いますが、相手に28点のダメージを叩き込んだほうの勝ちなんです。

おわりに

この記事で紹介したプレイングのコツを、すぐに実践できる初心者プレイヤーは、WSの才能があると思います。が、普通は、すぐに実践できません。「書かれているようにゲームを進められない…」とか「早出しメタに注意するの忘れてた…」とか、うまくいかないのが普通です。

この記事を読んでも、いきなり勝てるようにはなりません。失敗したり、負けまくったりしながら、この記事のプレイングのコツを、少しずつ覚えていけばいいんです。少しずつ勝てるようになっていくのが普通です。

プレイングのコツは、お互いが使うデッキやタイトル、状況によって無数にあります。すべてを把握するのは無理です。

が、そのなかで最善(と思われるもの)を選んでいくのが、WS(というかTCG)の面白いところであり、勝率アップにつながるところでもある、というわけですね。

それでは、この記事は、これでおしまいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

2009年にWSを始めた、WS歴10年以上のカジュアルプレイヤーです。

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